公益財団法人三菱UFJ信託奨学財団

白野 真理

Scholarship 2014年版 第25号

 

この作品は、当時大阪大学外国語学部4年 白野真理さんに描いていただきました。

以下はこの作品とともに寄せられた白野さんの言葉です。

「「ローマの休日」、「My Fair Lady」など、彼女の出演した映画は今でも多くの人々から愛されている。ハリウッド黄金時代で数々の賞を受賞し、当時の映画、ファッション界など多方面で大活躍した。彼女の名はオードリー・ヘップバーン(Audrey Hepburn)。いつの時代も世界中の女性が、彼女に憧れている。しかし彼女の功績は輝かしい芸能界のみにとどまらなかった。ヘップバーンは後生、ユニセフ親善大使としてエチオピア、ヴェネズエラなど多くの国を訪問し、食糧支援、水道設備、予防接種の普及の必要性を世界中によびかけた。スラム街や内戦が起こっている地域に暮らす子供たちを励まし続け、彼女の人道活動は、彼女が1992年に死去するまで続いた。人生を通して常に自分にできることを追求し、世界にあらゆるメッセージを発信し続けたヘップバーン。過去を振り返らず、前進することをやめない姿勢は、私達学生のもっとも目指すべき姿である。」

(平成26年9月)